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『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~⑤』

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お待たせしました。
『巴里(パリ)の風』の続きです。
前回のお話はこちらです

『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~④』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆



『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~⑤』
☆ゆのじぇじゅん創作小説☆


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《ユノ視点》

今日は早番なので夕方17時に仕事を終え、帰宅する。
馴染み業者の心遣いで届けてくれた‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’と‘ブルースター’ももちろん一緒に。
陽は既に傾き、オレンジ色の街灯が街を染めている。

耳の奥までキンと痛くなる真冬の冷え込んだ空気さえも、今夜は心地良く感じた。
心待ちにしていた花がようやく手に入った嬉しさと、馴染み業者のあたたかな心に触れた事…
そしていよいよジェジュンに自分の気持ちを伝える緊張もある。
ジェジュンは贈り物を喜んでくれるだろうか…

オレンジ色に染まる夜の石畳の道を自転車で走りながらジェジュンの事を想った。
何度この石畳の道をジェジュンとふたり通った事だろう、
誰も居ない事を確かめてそっと手を繋いだり…ひっそりと口づけ合ったり…
愛するジェジュンと歩く時、真冬の寒さを忘れるほど俺には幸せで…
そんな幸せがずっとずっと続いて欲しいと毎日願っている。


自分のアパルトマンに帰宅し、
持ち帰った花たちを、水を張ったバケツにすぐに入れた。
そしていつかの日のために、と用意していたブーケホルダーを戸棚から取り出して来て
ブーケを作る下準備をした。
キッチンの棚からバットを出し、水を入れてリビングのテーブルの上に運び、
ブーケホルダーのオアシスをバットの中に入れて吸水させる。
下準備をしてから俺はジェジュンが働いているレストランへと向かった。

再び自転車に乗り、
真冬の風を切って走る。
オレンジ色の街灯が立ち並ぶ石畳の道をひた走る。
途中幾つかの坂道を越えて…。

ジェジュンが働いているレストランの近くまでやって来て
自転車を停め、街灯と自転車をワイヤーで繋ぐ。

店内をのぞくと
夕食時間には少し早い時間で、まだ満席にはなっていなかった。

Les_Cocottes_exterieur.jpg

ガラス越しにキッチンが目の前に見えるカウンター席に腰掛け、
ジェジュンの姿を探す。
ジェジュンの姿を見つけ、つい目で追ってしまう…ジェジュンが不意にこちらを見て俺に気づいた。
嬉しそうに微笑んで俺の方へ歩いて来る。

いつ見ても美しい俺の恋人…


「ユノ、いらっしゃい。
夕食を?」

「あぁ。
ジェジュン、…明日の夜、遅番だったと思うんだが…
少しだけ…部屋に逢いに行って良いか?」

「明日?
今週末ノエルで一緒に過ごす予定だけど…都合悪くなったとか?」

「いや、違う。
明日、話したい事があるんだ。」

「話し…たい事?
遅くなるけど良い?」
ジェジュンは不思議そうな表情をしたけど
すぐに優しい笑みを浮かべた。

「10時半頃には帰ってると思う」

「じゃぁ、その頃ジェジュンのアパルトマンへ行くよ」

「わかった。

あぁ、オーダーは?何にする?」

「ジェジュンに任せる」
と答えるとジェジュンは
‘Oui (ウイ)’と返事してキッチンへ戻って行った。

明日も…‘Oui(ウイ)’と返事が返って来るだろうか…

キッチンへ戻って料理を作り始めたジェジュンの姿をガラス越しに見つめながら
ドキドキと胸の高鳴りと…明日への緊張感も感じた。


ジェジュンの作ってくれた夕食を食べて、幸せを感じつつ自分のアパルトマンへ帰り、
明日ジェジュンへ渡す贈り物を作り始めた。




『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~⑤』
jjyukihito

『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~④』

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お待たせしました。
『巴里(パリ)の風』の続きです。
前回のお話はこちらです

『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~③』


『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~④』
☆ゆのじぇじゅん創作小説☆



《ユノ視点》

「そうですね…できれば
ノエル前に欲しいんです。
‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’と‘ブルースター’を。」

「‘ブルースター’は今ならいつでも用意できるが
‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’か…
わかった、気にしとく。
まわりの連中にも聞いておくから。
入荷したら店に連絡するな。」

「お客様の注文ではないので
また自分でここへ来ます。」
と答えたとたん
卸業者はぱっと顔を明るくして
「あ!恋人へ?
‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’と‘ブルースター’…?
白薔薇に…ブルー…
ユノ!結婚するんか?!」
突然思い付いたように大きな声をあげる。

「こ、声が大きいですよ////」
‘結婚’と言う単語に気恥ずかしくなり
慌てて相手を制した。

「…まだ返事聞いてない事ですから
内緒に…して下さい。
断られるかもしれないですし…」

「なに弱気な事言ってんだ(笑)
‘俺について来い’ってベーゼのひとつでもすりゃ、ついて来るだろ」
がははと笑い始める馴染みの業者。
大笑いした後、業者は俺の顔を見上げながら
「まぁユノは優しいから、
‘俺について来い’って強引なタイプではないな(笑)
うまく行くと良いな、がんばれよ」
と背中に思いきりバンッと気合いをいれられ
「‘Oui (ウイ)’と言ってもらえるまで諦めません^^」
と笑い返した。

「そうそう、その意気(笑) 
‘Non(ノン)’が返って来る事は考えるな。
‘Oui (ウイ)’が返って来る事だけ考えろ^^」


そんなやり取りをして
数日後
その業者が店に直接来てくれたのだった。

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今日は店に出ず作業場での仕事をしていたので
店頭に出ていた他のスタッフが、俺の居る作業場に案内してくれたようだ。

「ユノ、お前が待ってた花、持って来たぞ。」
と明るく声をかけて来た馴染みの業者は、市場で見る作業服とは違い私服だった。

「届けてくれたんですか?」
驚いて尋ねる。

「‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’な、明日入荷する予定だったんだが
お前首長くして待ってるだろうから、少しでも速い方が良いと思って、育種家んとこ俺直接行って今日受け取って来た。
今トラックの荷台に積んで来てる。
‘ブルースター’も持って来たぞ」

「え?!
そんな、俺のためにわざわざ?」

「ユノの大切な将来かかってるからな(笑)」

「すみません、ありがとうございます
ありがとうございますっ」
何度もお礼を言うと
業者は
「気にするな。」
と陽気に笑う。

業者についてトラックまで花を受け取りに店の外に出る。
店から少し離れた場所に小さなトラックが停まっていた。

「好きなだけ持ってけ。」

「本当にありがとうございます」

トラックの荷台に乗り込み、
荷台に積み込まれている‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’と‘ブルースター’を目利きしながら選び
トラックの荷台から降りる。

「代金は要らねぇ。俺からのプレゼントだ。」

「いえ、それは困ります。
こんな良くしてもらって…。
お気持ちが凄く嬉しいです。
代金はきちんとさせて下さい。」

「そうか、わかった。
今日じゃなくて良い。
伝票切っておく、今度ユノが市場に来た時に渡そう」
馴染みの業者がそう言うので甘える事にした。

「はい、お願いします」

「お前なら必ず‘Oui (ウイ)’と返事もらえるよ、ユノ。」
明るくそう言い残して業者はトラックに乗り込み、去って行った。


両手に花たちを抱えて作業場に戻り、
水を張ったバケツにその花たちを入れてから、
再び仕事に取り掛かった。

img_30.jpg

馴染み業者への感謝の気持ちでいっぱいだった。
それと同時に、ジェジュンに逢う日の約束をジェジュンに連絡したくて気が急いた。
だが、まずは仕事が先だ。
ジェジュンへの連絡は仕事が終わってから…。

そしてジェジュンへの贈り物は
今夜仕上げよう。


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『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~④』
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『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~③』

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お待たせしました。
『巴里(パリ)の風』の続きです。
前回のお話はこちらです

『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~②』



『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~③』


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《ユノ視点》

ジェジュンと過ごした翌日、仕事から帰って来てひとり夕食を食べた後
俺はジェジュンに贈りたい‘あるもの’をデザインし始めた。
ジェジュンと付き合い始めてから、いつか渡したいと思っていたものだ。

リビングのテーブルの上にスケッチブックを置いて…
以前からジェジュンの為にと時々デザインしていたものをぱらぱらと捲る。

ジェジュンには‘白’がとても似合う。
色は白に決めている。
ベッドの脇に置いてある本棚から花図鑑を持ち出して来て
花図鑑を眺めた。

花の名前ひとつひとつ見ながら
ジェジュンに合いそうなものを再度探す。

花図鑑に付箋が貼ってある頁を見る。

前から気になっていた花だ…
けれどその花は出荷数が少なく出荷時期が限られている品種の花だった。
だが、何度花図鑑を見ても
気に入るのはやはりその花で…。

仕事で市場に出かけた時に探しているのだが
今年はまだ出荷されて来ていない。
昨年出荷された時期を考えると育種家が出荷するのはそろそろのはず…

明朝、市場に出かけて探してみよう。
と決めてスケッチブックに向かい、
ジェジュンに贈るために俺はまた思い浮かんだデザインを描き始めた。


そして明朝仕事へ行く前に市場へと向かった。
まだ夜が明けきらない暗い道を自転車で市場へと走る。
ジェジュンがプレゼントしてくれたマフラーと手袋を身に付けて…
真冬の冷たい空気が頬を刺すがジェジュンからのマフラーと手袋はあたたかく
まるでジェジュンがすぐそばに居るようだった。

肌を刺すような冷たい空気の中、白く吐き出される吐息。
信号待ちで自転車を止め、ニット帽を深くかぶり直し、マフラーを口元まで巻く。

信号が変わるのを待っている間、
「ユノ、鼻のてっぺん真っ赤になってる」と笑いながらいつも俺のマフラーを巻き直してくれるジェジュンを思い出した。

信号が緑になる前にもう1度、マフラーを深く巻き直す…
ちょうど信号が変わり
自転車を漕ぎ出す。

信号を越え、
市場への通りへと向かう。
石畳の緩やかな坂を下り少しすれば
市場が見えて来る。

市場のすぐ入り口で自転車から降りて自転車を停めた。

箱詰めにされた花たちや、
幾つも並ぶ大きなバケツの中に入っている蕾のままの大量の花たち…
見慣れた風景の中を歩いて
馴染みの業者の姿を探し、声をかけた。

「おはようございます」

「おぅ、ユノ。」
業者の人間であるとすぐにわかるように被っている鮮やかなブルーのキャップを被った人物が俺の方を振り向いた。

広い市場の中は花の蕾たちが開いてしまわないように低い気温に保たれているため、
ほとんど冷蔵庫の中にいるようなものだ。
業者の口から零れる息も俺の口から零れる息も白く吐き出された。

「あの、…‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’入荷して来てないですか?」

「あぁ、‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’か。
そろそろ入荷時期だな。
今日は…俺んとこには入って来てないが…」

「そう…ですか…」

「急ぎか?」
ブルーのキャップを被り直しながら卸業者は尋ねて来た。

「そうですね…できれば
ノエル前に欲しいんです。
‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’と‘ブルースター’を。」

「‘ブルースター’は今ならいつでも用意できるが
‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’か…
わかった、気にしとく。
まわりの連中にも聞いておくから。
入荷したら店に連絡するな。」

「お客様の注文ではないので
また自分でここへ来ます。」
と答えたとたん
卸業者はぱっと顔を明るくして
「あ!恋人へ?
‘Bourgeon doux reveブルジョン・ドゥレーブ’と‘ブルースター’…?
白薔薇に…ブルー…
ユノ!結婚するんか?!」
突然思い付いたように大きな声をあげる。

「こ、声が大きいですよ////」
‘結婚’と言う単語に気恥ずかしくなり
慌てて相手を制した。

「…まだ返事聞いてない事ですから
内緒に…して下さい。
断られるかもしれないですし…」

「なに弱気な事言ってんだ(笑)
‘俺について来い’ってベーゼのひとつでもすりゃ、ついて来るだろ」
がははと笑い始める馴染みの業者。
大笑いした後、業者は俺の顔を見上げながら
「まぁユノは優しいから、
‘俺について来い’って強引なタイプではないな(笑)
うまく行くと良いな、がんばれよ」
と背中に思いきりバンッと気合いをいれられ
「‘Oui (ウイ)’と言ってもらえるまで諦めません^^」
と笑い返した。

「そうそう、その意気(笑) 
‘Non(ノン)’が返って来る事は考えるな。
‘Oui (ウイ)’が返って来る事だけ考えろ^^」


そんなやり取りをして
数日後
その業者が店に直接来てくれたのだった。


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『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~③』
jjyukihito

『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑩氷の花』

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あんにょん
『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)』の続きです

『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)



『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)
⑩氷の花』

☆ゆのじぇじゅん創作小説☆


<ユノ先生視点>

今日から研究室にジェジュン先生が加わる。
昨日初めて逢ったジェジュン先生に俺の心はすでに囚われ、ジェジュン先生と彼の叔父であるソンジェさんのふたりの様子から彼の中でソンジェさんの存在がかなり大きいと感じ、ソンジェさんの存在が気になりつつ、だがジェジュン先生と一緒に仕事できるのは嬉しくて、落ち着かない気持ちで研究室へやって来た。

ロッカールームで白衣を羽織り、研究室の方へ向かう。
研究室は、研究する課題ごとにいくつかのグループに分かれており、同じ研究室に居ても、朝や帰りにしか会わないメンバーも居る。
昨日ドクターの屋敷で開かれたホームパーティーで俺にジェジュン先生が紹介されたと言う事は、俺がいま居る研究チームへジェジュン先生が加わると言う事だ。
廊下で何人かの研究員たちとすれ違い、この研究室では一番年下である自分から先に声をかける。
「おはようございます」「おはよう」
研究室の研究員たちは真っ白な白衣をぴしりと羽織って颯爽と歩いている。
数人の先輩研究員たちとすれ違った後、同じ研究チームの先輩研究員と遭遇した。
「おはようございます」
「おはよう、ユノ」と先輩研究員が爽やかに返事を返す。
「今日から新しい研究員が来るらしいね。ドクターがたいそう推している人物だって、朝からその話題で持ち切りだよ」
仕事にはクールなドクターのお墨付きとあれば、皆期待値が高いだろう。
「昨日ドクターのホームパーティーにうかがって、彼に逢いましたよ」
「そうか、昨日のホームパーティーは都合が合わず、伺えなかったんだよね、残念だったな」
と眉尻をさげて、本当に残念そうな先輩研究員。
「今日から、会えますから」
と元気づけるように笑いかける。
「そうだね、会うのが楽しみだよ」

そんな会話を廊下で交わし、研究室の大会議室へ向かう。
月曜の朝は週一度、大会議室で研究室の研究員たちが全員顔を合わせる。

そして今朝、大会議室でドクターからジェジュン先生の紹介があった。

白衣を着た先輩研究員たちが勢揃いする大会議室に、ドクターの後ろについて入って来たジェジュン先生。
白衣を着た彼を見たのは、この時が初めてだった。
目の前に現れた白衣のジェジュン先生は、あまりに美しく…
ドクターの隣に立って、研究員たちへ挨拶をするジェジュン先生に釘付けになった。
その聡明な瞳は静かな湖のように静寂さをたたえ
その氷の美貌は笑みさえ零さず、淡々とした口調で話す姿に先輩研究員たちでさえも彼の持つ独特のオーラに呑まれているようだった。
大会議室はしんと静まり返り、彼の言葉に、彼の声に耳を傾けてる。
凛とした彼の声が室内に響き、その声は俺の胸に深く染み入っていった。

乾いた砂漠に突然降り注いだ恵み雨のように…
君は乾いた俺の心を潤わせる。

昨日出逢ったばかりの彼に
俺の心は完全に囚われていた…。


あぁ…俺の氷の花よ

その君の唇が いつか俺への愛を語ってくれる時が…やって来るだろうか…

…君からの愛が欲しい

そして
君のその瑞々しい唇で
俺の唇を濡らしてくれないか




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『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑩氷の花』
jjyukihito
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑨気になるふたり…』

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あんにょん
『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)』の続きです

『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)




『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)
⑨気になるふたり…』

☆ゆのじぇじゅん創作小説☆


<ユノ先生視点>

ジェジュン先生の家から自分の家に着いてからもジェジュン先生の事がずっと気になり
あの美しい美貌と彼の声が頭から離れなかった。
自宅に着くとひとりきりのリビングで力なくソファに座り込んだ。
氷のような冷たい美貌から最初に受けた印象とは違う穏やかな彼。
…それから…
叔父の前でだけ見せる甘えるような瞳…
叔父だと紹介されたもののあまりにも仲睦まじいふたりの姿にただならぬものを感じ
胸がざわついていた。
俺は…ジェジュン先生の叔父と言う人に嫉妬していたのだ。
ジェジュン先生と初めて逢ったばかりの俺と、叔父へ向ける信頼度が違うのは当たり前の事なのだが
あの…ジェジュン先生と叔父のソンジェさんのふたりの見つめ合う瞳…
入り込めないふたりの雰囲気が俺の心を波立たせた。

ふたりと俺とは全く異質のもののように感じ
同じ空間に居るはずなのに
ふたりはふたりだけの世界の住人のように…
他者がふたりの世界に侵入することは出来ない…ふたりには毛頭そんなつもりもなく
こちら側が勝手にそう思っているだけなのだろうが。

類稀な際立つ美貌は時として他者を拒むように孤高な存在だ…。

氷のような美貌を持つあのふたり…
ジェジュン先生に自分の恋心を打ち明ける前から
何故か酷く敗北感のようなものが胸にわいて苦しくなった。


いともあっさりと恋に落ちてしまったが
ジェジュン先生がいつか俺の気持ちを受け入れてくれる…そんな遠い夢さえも今は描けない気分だった。

恩師であるドクターのパーティーで出逢ってしまった
俺の氷の花…

君の心に俺の心は…届くだろうか…

ひっそりと盗んだ唇を思い返す…
しっとりと柔らかく…ほのかに甘い…君の唇

あぁ…もう一度君の唇に口づける事は許されるだろうか


さっき離れたばかりなのに
もう君の顔が見たい



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『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑨気になるふたり…』
jjyukihito
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