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『甘い蜜~always be mine~②』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆

あんにょん

新シリーズ『甘い蜜』の続きです

前回のお話はこちらです

↓↓

『甘い蜜~always be mine~①』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆



甘い蜜~always be mine~②☆ゆのじぇじゅん創作小説☆



バイトが決まったなんて突然ユノから聞いて

何だか心の中がモヤモヤして

昨日はあんまよく眠れなかった。


自分でもこのモヤモヤした感じが何なのか・・・まだその時はわかってなかった。


友達だからって

何もかも全部話すわけじゃないだろうって思うけど、

ユノは他のやつとは違う・・・話してくれるって勝手に思ってた。



・・・・・・なに こんなにひっかかってんだろう?・・・・・



そろそろ大学の講義の時間だ。

俺は支度して大学の教室に向かった。


広く緩やかなキャンパスの坂道を歩いていると

後ろから鞄らしきもので どつかれた。


「おうっ ジェジュン

おはっ!

昨日帰り道にもあった同じゼミの(一応)友達だった。


「・・・・・・・・・・・」


「あれ?・・・・・・・朝から ご機嫌ななめ?ジェジュン?」


「朝イチでお前に会う不運」


「お前ね、唯一4年間ずっと同じクラスだった俺にその態度?」

俺の肩をがしっと抱きながら

俺の顔をのぞき込んで来る。


そうそう、お前とは4年間ずっと同じクラスだった。


「ユジン、・・・・・お前は1年の時はじめて会った時から

馴れ馴れしい奴だった」


1年の初めての講義で席が前と後ろだったユジンと俺。

俺の前の席に座っていたユジン。

いきなり振り返って、

「悪い、消しゴムちょっと貸してくれ」

それがこいつとの悪縁のはじまりだった。


そしてその日もうひとり・・・・俺の隣の席に居たのがユノだった。


ユノとは、すでに大学受験の一週間前の日・・・

大学の下見に来た時に会っていた。


ユノとは会った時はもっと最悪だった。


大学受験のちょうど一週間前、

俺は大学に下見に来た。

キャンパスのゆるやかな坂道を歩いていると

正面からひとり男が歩いて来た。


そして俺の目の前に来ると

そいつは

俺の顔をじっと見て

「ここの大学、男子校だぞ」

と言って来た。


「は?」


「あ?・・・・・・・・・お前・・・・‘男’?・・・・・・・」

そいつの顔はきょとんとした顔になっている。

そして

「悪いっ!! あんま綺麗な顔してるから‘女’かと思った(笑)」

人を女と間違えておいて まったく悪びれた風もなく大笑いし始めた。


俺は特に何も答えず

ふいっとそいつの横を通って

またキャンパスを歩き出した。


歩き出した俺の腕をいきなり後ろから掴んで

「ごめん、気ィ悪くしたよな、ごめんな。

もしここの大学受かって

ここ通うなら友達になってくれ」

俺より身長のデカイ男なのに・・・・・

・・・・・・・笑った顔が子供のように見えた。



そいつがユノだった。


そしてユノと再会したのは

大学入学式の日だった。


入学式の会場で

スーツ着たデカイ男が やたらキョロキョロしてて

めちゃくちゃ目立ってた。


よく見たら・・・・・・・

俺を女と間違えたやつだった。



俺の姿に気づくと

思いきり大きく手を振って


「おいっ これからヨロシク!!」


大きな声で叫ぶから

皆が振り返って

俺はめちゃ恥ずかしかった。


恥ずかしくて

ユノがこっちに向かって走って来ていたのにかまわず

俺はその場を足早に立ち去る。


走って来たユノがまたあの時と同じように後ろから俺の腕をぐっと掴んだ。

「おいって、

俺の事 覚えてない?」


「覚えてない」


「・・・・・・・・・・じゃぁ、今日から覚えて。

俺、ユノ。

お前の名前は?」


「教えたくない。」

きっぱりとした口調で

じっとユノを見上げる。


「・・・・・・・・・・・

お前・・すげぇ 綺麗な瞳してるな・・・・


吸い込まれそうだ(笑)」



なに?こいつ・・・・・?・・・・・・


なんか初対面のあの時から・・・他のやつに言われたらカチンと来そうな事ばかり言われてるのに・・・・


不思議とこいつには・・・・腹が立ったりしなかった。



「離せよ、腕」


「名前は?」


「言いたくない」


「なんで?」


「なんとなく」


「俺を嫌い?」


「まだ2度しか会ってないヤツだから

わかんねぇ」


「俺の事、やっぱ、覚えててくれたんだ?」

嬉しそうにユノが俺の顔を見て来た。


・・・・・・・あ・・・・・・

あぁ・・・・・・・


たぶん・・・・


こいつには・・・・


いつの間にか こいつのペースに・・・・なって行きそうな・・・・


そんな予感(笑)



名前を告げずにいると

しつこく聞いて来る。


俺は

「俺の名前・・・・・・・


‘きむら ひろ’」


「‘きむら・・・・・ひろ’・・・・?



俺は嘘をついた(爆笑)



「よろしくな、‘ひろ’」

ユノは屈託ない笑顔を俺に向けた。





『甘い蜜~always be mine~②』

jjyukihito

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