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『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~⑦』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆

お待たせしました。
『巴里(パリ)の風』の続きです。
前回のお話はこちらです

『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~⑥』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆



『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~⑦』
☆ゆのじぇじゅん創作小説☆


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《ユノ視点》

ついに、ジェジュンにブーケを渡す当日がやって来た。

昨夜は緊張してたせいか、なかなか寝付けなくて
うとうとし始めたのは夜が明け始めた頃だった。

目覚ましが鳴り、寝不足でまだ眠い瞼を無理やりに開ける。
仕事へ行く支度をしているうちに段々と目が覚めて来て
自転車で仕事場に向かう時の、真冬の冷たい空気ですっかり目が覚めた。

オレンジ色の街灯に照らされている石畳の風景も好きだが
朝の陽射しが照らす石畳の街も美しい。

白い吐息を吐きながら自転車で冷たい風を切って走る。

今夜ジェジュンにブーケを贈り
プロポーズすると決めている。

かなり緊張はしているけれど
清々しい気持ちだ。
昨日の馴染み業者の優しさに嬉しさがまた こみ上げ、
朝の陽射しの煌めきと巴里の美しい石畳の朝の風景が自分に勇気をくれているような…そんな気がした。


今日は店頭に出る日で、
店はノエル前のお客さんで賑わい、
目まぐるしい一日で、あっと言う間に仕事の時間が過ぎていった。

夜8時頃仕事を終え、
自分のアパルトマンに帰宅。

昨夜作ったジェジュンへのブーケを1度眺めてから
夕食を作り始め、ひとりで夕食をとる。

ジェジュンとの約束の時間まで
胸の高鳴りが増していくようだ。

部屋の壁掛け時計を何度も何度も眺め
そわそわと約束の時間を待つ。

時計を眺めたり、次はブーケを眺めたり…
今日一日の仕事の忙しさが嘘のように、帰宅してからの時間はなかなか進んで行かない。

あまりに落ち着かないので
カフェ・オ・レを淹れて
ベッドの脇の本棚からアルバムを持ち出して来て眺める事にした。

ジェジュンの写真が貼ってあるアルバムだ。
付き合い始めてからの想い出が詰まった大切なアルバム。
ふたりでどこかへ出かけた時だけでなく、
何気ない日常の中の姿も……。
一番気に入っている写真は俺のアパルトマンでジェジュンが料理している時の後ろ姿を撮った写真と、
料理が出来上がって振り返った時のジェジュンの写真、
それから…「ユノ!写真ばっか撮ってないでお皿出して!」と笑ってるジェジュンの写真…。
この3枚が特に気に入っている写真だ。
料理してる時の真剣なジェジュン、
振り返った時の美しいジェジュン、
笑ってる可愛いジェジュン。
3枚を交互に見つめながら幸せな気持ちになった。

カフェ・オ・レを飲みながらアルバムをめくる。
写真の中のジェジュンに思わず見惚れる……
どの写真も美しく可愛くて
胸がきゅんと高鳴る。

アルバムに魅入っていて
ハッとして壁掛け時計を眺める。
あと少しで夜10時になるところだ。

ジェジュンにブーケを渡しに行く前にシャワーを浴びて支度をし始めた。

支度をし始めて再び緊張が高まる。


自分のアパルトマンを出発し
ジェジュンのアパルトマンへ向かった。

自転車の荷台に籠を取り付け、ブーケを乗せて……。


オレンジ色の街灯が照らす石畳の夜道を
ジェジュンの元へと自転車を走らせた。


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『巴里(パリ)の風(恋人編)Bourgeon doux reve~ブルジョン・ドゥレーブ/夢の蕾~⑦』
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