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『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑦対面』 ☆ゆのじぇじゅん創作小説☆

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あんにょん
新作『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)』の続きです

『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑥彼の叔父』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆





『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑦対面』

☆ゆのじぇじゅん創作小説☆


ジェジュン先生の自宅の庭で男性が水撒きをしているのが見える。
顔立ちは先生に似ているとは感じなかったが
かなり綺麗な男だ。

自宅前に着き
「ユノ先生、ありがとうございました。
これからよろしくお願いします。
すっかりお世話になったし
研究室でもお世話になりますので
ユノ先生を叔父に紹介したいのですが…」
とジェジュン先生が言うので
先生と一緒に車を降りる。

「ちょっと呼んで来ますね」
ジェジュン先生は庭の方へ走って行き
水撒きをしているその人に
「ソンジェ!
ただいま!」
と飛びついた。

先生が叔父と言ったその人は水撒きする手を止めて
ジェジュン先生をしっかりと抱きしめた。

ふたりのその光景を見た俺は
何か胸がざわめく。

なんだろうか、この胸のざわめきは……


ジェジュン先生が叔父と言うその人を連れて
こちらへやって来る。
ジェジュン先生より彼はさらに背が高く
ジェジュン先生と同じようにすらりとしている。
身長は…俺と同じくらいか…俺よりも高いかもしれない。

顔立ちはジェジュン先生と似ていると感じなかったが
ふたり並んで歩いて来る姿は雰囲気がとてもよく似ていた。
もちろん叔父と言うその人は先生よりも年齢が高いため
ジェジュン先生よりももっと落ち着いた雰囲気を漂わせていた。

ジェジュン先生が、誰も足を踏み入れた事のないひっそりと存在する透明度の高い湖なら、
その叔父と言う人は、誰も寄せ付けない氷の湖…そんな印象だ。
近づいて来るほど、その綺麗すぎる面立ちはどこか冷たさを感じずには居られない。

ただジェジュン先生に微笑む瞳は他に向ける眼差しとはまったく違っていた。
先生を見つめる…見守ると言った方が良いだろうか…ジェジュン先生を見守る眼差しは深く…あたたかい。

「ユノ先生、お待たせしました」
にこやかに微笑むジェジュン先生は、今日パーティー会場で初めて見たあの無表情な顔とは全くちがう。

「はじめまして、ジェジュンの叔父のソンジェです」
深くお辞儀する姿が今日パーティー会場でジェジュン先生に対面した時のジェジュン先生の姿に重なった。
ふたりの仕草が似ている。
一緒に暮らしているふたりだからか、似た雰囲気を漂わせ、似た仕草…
顔立ちはそう似ては居ないのにまるで‘双子’のような錯覚さえして来るから不思議だ。
美しすぎるふたりの面立ち…無駄のない優雅な仕草…
ふたりの空間だけが他とまじわる事のないどこか別世界の空間のように感じた。

「はじめまして、ユノです。」

「ジェジュンを送って下さってありがとうございました。
これから同じ研究室になるそうで…
ジェジュンがお世話になります。
よろしくお願いします」
氷のような冷たさを感じていた瞳が柔らかな笑みを浮かべた。

あぁ、こうして見ると…似ているのかもしれない。
微笑んだ顔が…似ている。
叔父と言う事はジェジュン先生よりもかなり年上のはずだが…
実年齢よりもかなり若く見えるのだろうと思った。

「ね、ソンジェ。
今度、ユノ先生にうちへ食事へ来てもらっても良い?」
ジェジュン先生が上目遣いでソンジェさんにたずねる。
叔父であるソンジェさんの前では、きっと甘えているのだろうと思った。

「あぁ、もちろんだよ。
今日でも良いくらいなのだが
ふだんの簡単なものしか今夜は用意してないから
あらためて食事へ来ていただいた方が良い。」
ソンジェさんはジェジュンへ答えてから
再び俺へと視線を運ぶ。

「ユノ先生のご都合の良い時に
ぜひうちへ食事へいらして下さい」
優しい微笑をたたえ
優雅な物腰…
育ちの良さを感じる。

「ユノ先生、お引き留めしました。
明日からよろしくお願いします」

「こちらこそ
ではまた明日」

ジェジュン先生と、
ソンジェさんに見送られ
帰宅の途に就く。

車に乗り込みエンジンをかけ発車させる。
走り去る際、ルームミラーにジェジュン先生とソンジェさんが映る。

ジェジュン先生の自宅から車が遠くなってゆくと
ふたりが家の方へと歩いてゆく後ろ姿が見えた。

ジェジュン先生の背中にあったソンジェさんの手が…
歩いてゆきながらジェジュン先生の腰を抱き寄せた。
先生は身を預けるように…
ソンジェさんに体を寄り添わせた。

叔父と甥の仲の良い姿のはずなのに
何故か俺の胸の奥がチクリと痛んだ。




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『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)⑦対面』
jjyukihito
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

※『君との時間(社会人編)』に登場するイ・ソンジェとは 別設定の登場人物です。

こちらの‘ソンジェ’さんは、キム・ソンジェさん。ジェジュンの叔父にあたる人です。



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