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『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)③出逢い』

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あんにょん
新作『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)』の続きです

短編『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)②秘かな視線』




『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)③出逢い』

☆ゆのじぇじゅん創作小説☆


彼を熱心に見つめていると
不意に自分の名前を呼ばれた。

「ユノ君」
恩師であり今日のこのパーティーの主催者であるドクターの声だった。

「はい」

「君に紹介したい人が居るんだ」

さきほどから秘かに見つめていたあの彼と…
いともあっさりと知り合う好機が俺に訪れた。


「ジェジュン君!」
ドクターが声をかけたのは…
あの彼だった。

ドクターに名前を呼ばれた彼は
表情を崩すことなく静かに返事をして
こちらへ歩いて来る。

彼がこちらへやって来る…
彼を包んでいる空気が彼をすっぽりと包んだまま…
まわりの空気と決して交わることのない、彼が持つ独特の空気。

穏やかと言うよりは静寂さを感じさせる彼。
誰も踏み入れた事のない護られた空間のように、…
森の中にひっそりとある透明度の高い湖を思わせた。

「ジェジュン君、この間話したユノ君だ。」
ドクターの陽気さと対象的な彼。

彼はドクターに俺を紹介され、
ゆっくりと俺に目を合わせた。

「はじめまして、ユノ先生…ジェジュンです。」
声も美しく…
さきほど口づけたくなるような唇と思ったその唇が俺の名を呼んだ時
胸の奥が波立った。

そして何より彼の瞳と目が合った瞬間に
その瞳に引き寄せらせる感覚…
一瞬にして心臓をつかまれた。

静かな瞳は俺を映しても静かなまま
彼の瞳は静かで深い…
彼本人は静寂でありながら、人の心を波立たせる。

彼の瞳に吸い込まれそうになりながら
「ユノです、
よろしくお願いします」
自己紹介をする。

彼の瞳から目を逸らす事が出来ず
見つめたままで居ると
彼の方からそっと俺から視線を外した。

彼の伏せられた瞳とまつ毛にまた胸が高鳴り
ずっと彼を見ていたいと思った。

そんな俺の思いとは関係なく
ドクターが話し出す。
「ユノ君、ジェジュン君にも私の研究を手伝ってもらう事にした。
ジェジュン君はまだ若いがかなり優秀な頭脳を持っている。
他のドクターとは違う着眼点を持っている。
君にも良い刺激になると思う」

このドクターに認められた頭脳。
それはかなり優秀なのだろう。

「これから研究室でふたりで作業してもらう事も多くなるだろう。
ふたりとも仲良くしてくれ」

彼が再び俺に視線を合わせて
「よろしくお願いします」
ゆるやかに体を折って俺にお辞儀する。

「こちらこそ」
握手を求めて
ゆっくりと片腕を胸の前で折り、
もう片方の手を彼の方へ差し出す。

彼は俺の手を軽く握った。

崩れぬ その氷のような無表情さとは違い…
彼の手はとてもあたたかかった。

彼のあたたかいその手を軽く握り返し
お互いにそっと手を離した。

触れ合ったのは ほんの少しの間だったが
触れた手はずっと彼の温もりと感触を覚えたまま
胸は熱く高鳴り、彼が俺とドクターから離れていっても
彼の姿から目が離せなかった。


自分でも可笑しくなるほど
一瞬にして彼に恋に落ちた



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『LOVE PHANTOM ラブ・ファントム(外科医ユノ×外科医ジェジュン)③出逢い』
jjyukihito
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