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『巴里(パリ)の風④』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆



『 巴里(パリ)の風』の続きです。
前回のお話はこちらです。

『 巴里(パリ)の風③ 』 ☆ゆのじぇじゅん創作小説☆




『 巴里(パリ)の風④ 』 ☆ゆのじぇじゅん創作小説☆



「・・・・・・・・・

‘もう少し一緒に居たい’って

なんで わかってくれないんだよっ!!」

ユノに向かって叫んでから俺はアパルトマンの玄関の中へ入った。



ユノは鈍い!


鈍い!!!!



・・・・わかってたけど・・・・

そんなユノを好きになったのは自分だ・・。




勢いよく開けた玄関の扉はバンッと閉まって

背中に響いた。


f0155082_21323662.jpg


自分の部屋への螺旋階段を昇り始めると

アパルトマンの玄関がまた開く音がして

足音が近づいて来たけど

俺は無視して

螺旋階段を昇った。


09-3-2420001.jpg


「ジェジュンっ」




名前を呼ばれて手首をつかまれた。

ユノの手を振り払って

3階にある自分の部屋まで走った。




ユノも走って追いかけて来る。

ふたりの走る足音が螺旋階段に響く。





3階の自分の部屋まで全力で走って

急いで部屋の扉を開けようとしたが

焦ってる手がなかなかうまく鍵を開ける事ができなくて




焦りながら がちゃがちゃしてると

ユノが 鍵をあけようとしてる俺の手ごと後ろから俺を抱きしめて来た。




「・・・・そんなふうに今抱きしめるなら

・・・・俺が不安になる前に抱きしめろよっ!!


鈍いんだよ!! ユノっ」




「ごめん

急に・・・急に ジェジュンが俺を好きだなんて言ってくれるから

緊張して

・・・・・・・ごめん」

後ろからぎゅっと俺を抱きしめながら

冬の冷たい空気にさらされた ひんやりした頬を寄せて来た。


「冷たいよ」

頬の冷たさに俺は首をすくめる。




ユノはそんな俺の頬に口づけて

「ジェジュンの淹れてくれた“カフェ・オ・レ”飲みたい・・・・」







結局は 好き・・・・

鈍いユノも・・・・ぜんぶ含めて好きになったんだ。




「・・・・・・・・・・・




・・・・・・・・・・


・・・・・・・お前には特別に美味しいの 淹れてやるよ」


「うん・・・・」


ユノのほうへ振り返り

ユノの首に腕を絡ませて

瞳を見つめてから抱きしめた。




しばらく抱きしめ合ってから

部屋の扉を開けて

部屋の中へ入った。


「すぐに淹れるから」


濃いめに珈琲を淹れて

ミルクをあたため

カフェオレボウルもお湯を注いで あたためた。




珈琲の良い香りが部屋の中に立ち込める。




淹れ立ての濃いめの珈琲をカフェオレボウルに半分注ぎ

あたためたミルクを珈琲と同量そそぐ。

DSC1454.jpg



パリへ来てはじめて蚤の市へ出かけた時に見つけた一番気に入っている

アンティークの木製トレイにカフェオレボウルをふたつ乗せて

ユノのもとへ運んだ。

小さめのテーブルに向かい合わせに置いた椅子。




ユノが座ってる向かいの席に俺も座って・・・。





白い湯気がゆらゆら立ち上るカフェオレ。




ユノは取っ手のないカフェオレボウルを両手で包んで持ち上げ

ゆっくりとひと口飲む。




「ジェジュンの淹れたカフェオレが一番美味しい」

嬉しそうに俺に微笑む。


「レストランじゃなくて

カフェ開こうかな(笑)」


「“カフェオレの美味しいレストラン”」


「え?あ、?? それって食事は美味しくなさそうだぞ(笑)」


「そっか???」


ふたりでカフェオレを飲みながら

笑い合って

いつもの穏やかなユノに戻る。


カフェオレボウルを両手に包んだまま

白い湯気越しにユノをじっと見つめる。



俺が見つめたら

ユノが照れて

うつむいた。


「・・・・・・・・・・・・


あ・・・・・えと・・・・・・あぁ もう」

ユノの顔が真っ赤になってる。

赤くなった顔を片手で覆いながら


「あんまり その・・・その瞳で見つめられると


・・・・ほんと どうして良いかわからなくなるから」


真っ赤になって照れてるユノが可愛くて

俺は椅子から立ちあがり・・・・・・


ユノの膝の上に横向きに座って

ユノの首に腕をまわす。


「・・・・・・ユノ・・・・・・・」



5g.jpg




『巴里(パリ)の風④』

jjyukihito

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