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『巴里(パリ)の風③』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆


あんにょん
『巴里(パリ)の風』の続きです

『巴里(パリ)の風 ②』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆












『 巴里(パリ)の風 ③ 』 ☆ゆのじぇじゅん創作小説☆










俺は静かに瞳を閉じて

ユノの口づけを待った。








俺が瞳を閉じて待ってても・・・







あ・・・あれ?




・・・・・・唇が重なる気配がなくて




・・・・・・・・・・・・・・・










瞳を開けてみようかと思った時




ようやくユノの唇が俺の唇に触れた。




・・・・・・心なしか震えてるような・・・・・ユノの唇。




唇がそっと触れ合うだけの優しい口づけ。




深くなってゆくこともなく

数秒触れ合ってユノの唇は離れていった。




「送ってくよ、ジェジュン」




「うん・・・」




ふたりで俺のアパルトマンまで歩きながら

俺は少し不安になってた。




唇をもっと感じたいと思ったのは・・・・

俺だけなのか?・・・




暗い夜道を照らす街燈から優しいオレンジ色の灯りがこぼれて

ユノの横顔を照らしている。




ふたりで石畳を歩く音が静かな夜道に響き、

夜の冷えた空気が俺たちの吐息を白くする。




まわりに人はほとんど居ない。

俺は思いきって

「手・・・繋ぎたい」

と呟いてみた。

石畳を見つめたまま・・・・

ユノが俺の手を握ってくれるのを待った。




「あ・・あぁ」

ユノの声がかすれてるような・・・。




ユノは返事をした後そっと俺の手を握ってくれた。




ユノの大きな手が俺の手を包む。

その大きな手からじんわり温もりが伝わって来て あたたかかった。




俺のアパルトマンまでユノはいつもより言葉少なで

静かな夜道を歩くふたりの足音が

冷えた夜の空気の中によけいに響いた。




アパルトマンには あっと言う間に着いてしまった。







まだこの手を離したくないのに・・・・







「おやすみ、ジェジュン・・・」




「・・・・うん・・・・」







手を離して・・・

俺はもう1度ユノを見上げた。







「・・・・・・・・・・・




・・・・・・・“カフェ・オ・レ”・・飲んでく?・・・・・」




「・・・あ・・いや・・・




疲れてるだろ?・・・また今度で」







「・・・・・・・わかった・・・・」




部屋に誘ったが

断られた。




何だか悲しくなって

悲しい気持ちのままアパルトマンの玄関を開けた。







俺はもう1度だけユノを振り返った。




「・・・・・・・・・




‘もう少し一緒に居たい’って

なんで わかってくれないんだよっ!!」




ユノに向かって叫んでから俺は玄関の中へ入った。






























『巴里(パリ)の風③』

jjyukihito

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