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『Black Rain(恋人編)ビターチョコレート①』





『Black Rain(恋人編)ビターチョコレート①』☆ゆのじぇじゅん創作小説☆







休日の今日、恋人のユノとふたりでランチがてらウィンドーショッピングへ出かけた時の事だった。




ちょうど俺たちの目の前に

高校生くらいのカップルが歩いてた。




彼女とおぼしき女の子が

彼氏の腕にぎゅっと自分の腕をまわして

彼氏の顔をのぞき込んで

それはそれは幸せそうな顔で彼の顔をのぞきこんでる。




彼氏の方も満更でもなく

嬉しそうに彼女を見つめて

彼女が寄り添ってる腕とは反対の手で しきりと彼女の頭を撫でたり 

彼女の前髪に触れたりと

完全にふたりの世界だ。

まわりは見えてないだろう。







・・・・・・・俺だって




俺だって




たまには あんなふうに・・・・




できるわけがない。




外でいちゃいちゃできるわけもなく




かと言って ふたりきりの部屋の中でも

俺にはあんなふうに・・・・

素直に甘えたり・・・・

いまだに出来ない。




自分と同性であるユノと恋人になったことを

後悔なんて 一度もした事もない。


けれども

素直じゃない俺は

なかなか恋人のユノに

自分から甘えることができなかった。




隣に並んで一緒に歩いているユノの横顔をちらりと見る。

ユノを見つめれば

胸だって

きゅんとなる。




だけど

自分の感情をユノに伝えるのが苦手だ・・・・。







俺の隣を歩いてるユノの視線も俺と同じく、目の前のカップルを見ている。

優しい瞳でそのカップルを眺めてる。

そして不意にユノの横顔の口元がふっと笑って

ユノは俯いた。




・・・・・・・・・たぶん 仲睦まじい高校生カップルが羨ましく映ったのだろう・・・・・・

そんな気が俺にはした。




ユノも・・・・あんなふうに 甘えられたいだろうか




素直じゃない俺は

ユノにあんなふうに甘えたことがなくて・・・

物足りなく感じてるかもしれない。




俯いたユノを俺は隣からこっそり眺めてた。




・・・・・ユノはもう目の前の高校生カップルを

それきり見ることはなく、




まわりの景色を眺めたり・・・・




カップルからわざと視線を外しているように感じた。




ユノが突然俺の方を見た。




うわっ




思わずユノの視線から逃れて

そっぽを向いた。




「なにか 買いたいものあるか?」




「ん?いや・・特にない」




「そか、じゃ、昼も食べたし

帰るか?」




「おぉ そうだな」




いきなりユノが俺の方を見たから

目が合って

俺がユノを見てたって・・・ユノにバレた。




それが恥ずかしくて

いつもより素っ気ない口調で答えてしまった。





















『Black Rain(恋人編)ビターチョコレート①』

jjyukihito

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